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​鎌倉彫御朱印

特別御朱印

コロナ復興祈願の

疫病退散や世界平和への思い
コロナ復興祈願の特別御朱印 

​鎌倉彫御朱印

新型コロナの猛威が世界を震撼させる中、社会や経済は混乱を極めました。鎌倉においても観光客が激減し、神社や寺院に参拝する方も少な くなりました。また、鎌倉彫や印章に関わらず多くの職人達の活動が難しい中、皆様のご協力を得ながら「コロナ復興祈願の特別御朱印」の 制作に取り掛かり始めました。この御朱印はコロナで苦しまれた方への哀悼の意を表すると共に、疫病退散や世界平和への思いが込められて います。800 年前の鎌倉時代から脈々と受け継ぐ鎌倉彫技術と、日本の象徴とも言える印章の彫刻技術が融合した最高峰の御朱印です。最後 に、ご協力頂きました皆様には深く感謝申し上げます。歴史文化、伝統を大切にしながら、鎌倉の発展に微力ながら寄与できればと思います。(鎌倉はんこ月野允裕・千恵子)

​コロナの時代だから1つになれた

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オール鎌倉の取り組み

鎌倉市「商工業元気アップ事業」認定、鎌倉市観光協会(マッチング支援)、鎌倉商工会議所(事業計画作成支援)、鎌倉十三仏詣り、鎌倉彫工芸館、鎌倉はんこが連携した取り組み。

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伝統的工芸と伝統文化

鎌倉の伝統工芸技術と日本文化を象徴する印章技術が融合した全国でも有数の芸術品の御朱印。鎌倉彫職人が印章の装飾部分を彫刻塗装し、印章彫刻職人が印章の印影部分を彫刻。

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​こだわりの御朱印

材料は、鎌倉の市の木である「ヤマザクラ」や国内最高品質の「柘植」。持つ部分の にぎりは、縁起の良い花や鳥などの紋様の鎌倉彫。仏様を示す力強い火炎 梵字の印影。

ご支援ご協力頂いた皆様からのお言葉

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鎌倉の歴史と文化、伝統を繋ぐ新たな名品を生み出した御朱印  オール鎌倉で頑張りましょう!

鎌倉市長 松尾 崇
*鎌倉市商工業元気アップ事業

鎌倉市長の松尾崇です。鎌倉彫御朱印展示会の開催、誠におめでとうございます。鎌倉彫御朱印は、鎌倉はんこ代表の月野様の素晴らしい発 想から始まり、日本の伝統的工芸品である「鎌倉彫」と、寺社仏閣の「御朱印」という鎌倉の歴史と文化、伝統を繋ぐ新たな名品を生み出す 事業として、令和3年度に鎌倉市のビジネスコンテストである「鎌倉市商工業元気アップ事業」に認定させていただきました。そして、令和4 年6月 21 日に鶴岡八幡宮にて、鎌倉彫御朱印の奉納式が行われたことにより、多くの皆様に発信され、大きな反響がございました。今後も、 素晴らしい発想とその行動力で鎌倉を盛り上げいただきたくとともに、ますますのご活躍をご期待申し上げます。ともにオール鎌倉で頑張りましょう!

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特別御朱印の取り組みを社寺の参拝客の皆さまにお伝えし、観光の発展に寄与したい

鎌倉市観光協会  *マッチング支援

「鎌倉彫」と「御朱印」という鎌倉観光の中で欠かすことのできない 2 つの資源をマッチングした素晴らしい試みが実現しました。コロナ禍で 観光のあり方が見直される中、これまで受け継がれてきた歴史的遺産を今後 10 年、50 年、100 年先まで継承する新たな文化として磨き上げ ることが重要だと捉えています。鎌倉市観光協会としては、この特別御朱印の取り組みを社寺の参拝客の皆さまにお伝えするとともに、観光 の発展に寄与できればと思います。

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この先何百年と大切に使われる御朱印

鎌倉十三仏札所事務局 明王院住職
仲田 晶弘

この度は、大変貴重なご縁を頂きありがとうございます。十三仏は、人が亡くなったのちにお世話になる仏様たちのことで、初七日から三十 三回忌までの回忌法要にかかわる仏様です。毎月、希望者を募って、僧侶がご案内して十三仏札所をお参りしながら歩いて回る「巡礼」もすっ かり定着してまいりました。鎌倉彫御朱印のお話をいただいた時には、大変驚きました。鎌倉彫といえば、格式のある高級な芸術品。「実用 するからこその鎌倉彫なのです。」という情熱に感動しました。仏像、仏具を制作する技術だけでなく、この先何百年と大切に使われるもの を作成するという心意気が込められた御朱印、鎌倉彫作家さんだけでなく、鎌倉はんこさん、そして、このプロジェクトを支えてくださった 皆様のお気持ちも含めて、末永くその役目を果たしていただくよう大切に使用いたします。コロナ禍で、世情不安定な日々ですが、深く感謝 申し上げます。

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これまでにない素晴らしい取り組み
「鎌倉彫の魅力」を多くの方にお伝えしたい

伝統鎌倉彫事業協同組合理事長 三月 一彦

御朱印を共同で制作させて頂き、伝統鎌倉彫事業協同組合としてこれまでにない素晴らしい取り組みとなりました。職人達が特に注力したの は、神社や寺院に相応しい植物や鳥、紋様などの図案を鎌倉彫で表現することでした。職人同士で仕上がった作品を鑑賞し意見交換すること で、鎌倉彫に対しての技術の研鑽を図ることもできました。更に、御朱印制作を通して、小箱などの新たな分野の作品づくりにもつながって います。鎌倉彫工芸館では、鎌倉彫をより身近に感じて頂けるよう展示会やイベントの開催を定期的に実施しております。「鎌倉彫の魅力」 を市民の方、観光の方も含めより多くの方にお伝えしたいと考えております。今回、このようにオール鎌倉でご連携させて頂いたことに感謝 しております。

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コロナ復興祈願の特別御朱印
疫病退散や世界平和への思い

鎌倉はんこ 月野允裕・千恵子

伝統工芸と伝統文化が融合し、卓越した職人技術が結集された全国唯一の鎌倉だけの特別御朱印です。鎌倉の地をオール鎌倉で盛り上げるための事業として「鎌倉市元気アップ事業」に認定され、更に鎌倉市観光協会、鎌倉商工会議所、その他団体や企業にもご協力も頂いた活動となりました。鎌倉十三仏のお寺など40個前後の御朱印を、構想段階から3年、鎌倉彫職人と印章彫刻職人が心を込めて制作いたしました。コロナで苦しんだ時代だからこそ、皆で力をあわせてできた取組だったと感じております。コロナ復興を祈願した神社や寺院と参拝者を結ぶ尊い御朱印になればと考えております。

鎌倉彫御朱印ができるまで

コロナウィルスによる社会混乱  構想から3年

鎌倉彫御朱印

2018年夏

  • 鎌倉はんこ(伝統鎌倉彫事業協同組合 共同)にて鎌倉彫の印鑑の制作

  • 御朱印制作についても構想が持ち上がる

2019年冬

  • 新型コロナウィルス発生

2020年夏

  • ​寺社仏閣への御朱印のヒアリング開始

  • 鎌倉市観光協会のマッチング支援をうけ、通算20回以上の対面調査実施

2021年春

  • 鎌倉はんこ(伝統鎌倉彫事業協同組合 共同)で鎌倉彫御朱印の試作品の検討

  • 鎌倉商工会議所の経営支援をうけ、本格的な事業計画がスタート

2021年8月

  • 鎌倉市商工業元気アップ事業に認定

  • 令和3年度認定事業者:鎌倉はんこ

  • ​鎌倉商工会議所にて事業計画作成のご相談及びご支援

2021年夏~

  • 20名ほどの鎌倉彫職人と印章職人で御朱印を約40個の制作開始

2022年2月

  • ​鎌倉彫御朱印展の開催(計2回)

2022年6月21日

  • 鶴岡八幡宮への奉納

2022年夏

  • コロナウィルス 再流行

2022年11月27日

  • 鎌倉十三仏巡りの寺院への奉納

鎌倉市商工元気アップ事業

令和3年度  認定

鎌倉市元気アップ事業

【鎌倉800年の歴史を巡る伝統工芸品 鎌倉彫の「御朱印」制作事業】

鎌倉彫の職人と連携して鎌倉彫の御朱印を作成し、鎌倉彫及び御朱印のプレゼンスの向上を図り、寺社仏閣に納品させて頂きます。

【商工元気アップ事業とは】

鎌倉の地域資源や地域特性を生かした商品やサービス、特殊な技術を生かした製品、先駆的な発想のビジネスモデルなど、明確な意義と情熱をもって取り組まれる独創的で市場成立性の高い事業を募集し、選定委員会を開催してプレゼンテーションを行い、選定された事業計画を市長が認定。

(鎌倉市商工業元気アップ事業  認定事業者)​鎌倉はんこ

鶴岡八幡宮

鎌倉をお守りくださる神社へ。​感謝と敬意を込めて。

鎌倉を代表する八幡宮様への御朱印の制作には、構想から3年以上を要し、全国でも有数の伝統的工芸品と日本文化の印章が融合した芸術品の御朱印が完成いたしました。そして、令和4 年6月 21 日に鎌倉鶴岡八幡宮で鎌倉彫御朱印の奉納式が執り行われました。当日は、制作に携わった職人をはじめ松尾市長、副市長の千田副市長もご参列されました。制作に携わった博古堂 後藤氏、遠藤氏、永井氏、岡氏、月野氏そして三月理事長が社務所前から舞殿、大階段と一本の隊列を組み、本殿まで御朱印をお持ちしました。本宮ではご祈祷と玉串奉納が執り行われました。その後、直会殿にて双方関係者からのご挨拶謝辞があり、職人たちへの表彰状と記念品の授与式がございました。この取り組みを企画当初より快く受け取って頂き、そして温かく見守り続けて頂いた鶴岡八幡宮様には深く御礼感謝申し上げます。これからも歴史文化伝統のある鎌倉の地で微力ながら貢献したいと考えております。

鎌倉十三仏巡り奉納式

伝統歴史ある鎌倉の十三仏巡りの寺院へのご奉納

鎌倉十三仏大祭にて鎌倉彫御朱印の奉納式が浄光明寺で執り行われました。夏休み以降のコロナウィルス再流行のためようやく令和4年11月27日に御朱印をお納めする事ができました。浄光明寺では文殊菩薩が造立(仏師 奥西希生様)され、そのご紹介とご説明の後、鎌倉彫御朱印の奉納式へと移りました。伝統鎌倉彫事業協同組合 三月理事長、鎌倉はんこ代表月野より十三仏様への謝辞、その後、十三仏実行委員会 仲田住職より感謝状と記念品が授与されました。奉納式に参加した職人50名ほどの十三仏大祭へ来られた方々へ御朱印の一般公開、住職様と職人の座談会もあり会場はとても賑やかにそして和んだ雰囲気に包まれました。伝統鎌倉彫事業協同組合の職人の方々、十三仏のそれぞれの寺院様、十三仏実行委員会 明王院の仲田住職、渡辺様本当にありがとうございました。

​鎌倉十三仏巡

​*鎌倉彫御朱印は令和5年1月以降にそれぞれの寺院様で運用される予定です

十三仏は、初七日から三十三回忌までの回忌法要にかかわる格調高い「巡礼」です。明王院、浄妙寺、本覚寺、報国寺、円応寺、浄智寺、海蔵寺、禅居院、浄光明寺、来迎寺、覚園寺、極楽寺、成就院の寺院から成ります。

鎌倉十三仏巡り地図
1明王院

​第一番札所 明王院

鎌倉幕府第四代将軍・藤原頼経の発願によって建立された祈願寺。本堂には創建(一二三五年)当初の不動明王をはじめとする五大明王が祀られている。鎌倉時代から祈願寺として重んじられ、元寇の際には異国降伏祈願が執り行われた。毎月二十八日十三時より、本堂で護摩法要が行われている。

仏様とのつながりを深める「報御謝徳」「諸願成就」の格式ある巡礼

鎌倉彫御朱印 展示会

鎌倉の文化伝統を感じる展示会。沢山の方にご来場頂きました

御朱印を御奉納するにあたり、多くの方にもご覧いただけるように展示会を開催いたしました。
是展示会では、短期間にも関わらず延およそ千人近くの来場でした。

来場者の生の声や、実施したアンケート(下記)も非常に好評でした。​

一同の鎌倉彫の御朱印を見ることができ、こんな貴重な機会はないので満足です。(50代男性)

デザインや漆塗、印影も美しい。伝統技術のコラボレーションが素晴らしい。
(60代女性)

展示期間を長くして欲しい。ずっと見ていても飽きない。
(70代女性)

奉納後の鎌倉彫御朱印の使用開始時期を知りたい。
(30代男性) 

第一回開催(終了)

2022年 2月18日(金)~2月24日(木)

​鎌倉彫工芸館

第二回開催(終了)

2022年3月18日(金)~24日(木)

鎌倉はんこ 展示工房

第三回開催(終了)

2022年 11月29日(火)~12月3日(土)

​鎌倉彫工芸館

​掲載記事

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