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神仏の御朱印を彫刻してきた技法。

「鎌倉はんこ」でしか出合えない、

伝統工法で作られた縁起の良い印鑑です。

当店はこれまでに全国有数の寺社仏閣の御朱印の制作を行ってきました。
神仏の魂、身代わり分身である御朱印を彫刻してきた技法で、丁寧に彫刻いたします。
印鑑文化伝播の地「鎌倉」を代表する神社でご祈祷し、姓名画数と八方位運による吉相八方位でつくる開運印鑑「月野印」。
三代続くオリジナルの「月野流書体」は上品で綺麗な流れる運筆が特徴で人々を明るく優しく包む月の光のような綺麗な印影に。

*印鑑のご購入により幸運・開運を保証するものではございません​
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全ての工程は店内で施され、職人が一本一本丁寧に心を込めて彫刻します。

初めにお名前の姓名鑑定を行い、八方位運からお客様に最もふさわしい印影を検討いたします。更に辞林より時代とバランスが最もあう字を選定し印稿を作成いたします。その後、とくさにて印面を平らにする面訂、朱打ち、地割、字入れ、荒彫り、面訂、墨打ち、仕上げ、押印、補刀、押印(3枚)、鑑定書作成という手順で行います。

※写真は完全手彫り。通常、技能士資格保有の職人による手仕上げ彫刻

【 彫刻手順 】

  1. 印材の選定:材料の種類、材質の良否も選びます。

  2. 印面調整:トクサ板又はサンドペーパーで印面の凹凸を平らにし、朱墨を印面に平均に塗り付 けます。

  3. 印稿及び字割:文字数により印面に字割具で文字の書き入れる場所に区割り線を書き入れます。

  4. 字入れ:字入れは字割り線に従って文字と各文字の配置に注意しながら反対に書き入れま す。文字の形、また空間も上下・左右が平均に空くように配字します。

  5. 荒彫り:布字の文字を傷つけないように順序よく、深さが均一に見えるように彫ります。

  6. 仕上げ前の印面調整:荒彫りのときの傷や墨、朱墨などをトクサ板またはサンドペーパーの荒さに注意してきれいに取り、平らにします。

  7. 墨打ち(朱打ち):印面調整の済んだ印面に、墨または朱墨をよく練り、できるだけむらなく薄くこすりつけないように、打ちつけるようにして塗ります。※注:墨や朱墨の水分が多すぎると印面だけでなく中まで沁み込んで仕上げにくくなり、また、あまり濃すぎると印面がざらついて、朱肉をうまく紙面に転写することができません。  

  8. 仕上げ:印稿を印面に再現する気持ちで、慎重かつ大胆な運刀で仕上げ、仕上げの済んだ後、捺してみます。そして不備の所を補刀し、修正して完成させます。

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1. 縁起の良い印材

当店の印材はすべて鎌倉を代表する神社でお参りしておりますので、鎌倉の神様がお守りしてくださる印鑑です。

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2. 九星気学による印材の選定

縁起の良いと言われる天然石、象牙、水牛、銘木を中心に30種類以上の印材をご用意しております。印材生産量の日本一である山梨県六郷まで直接訪れ、品質の良いものだけを取り揃えております。九星気学による相性のあう素材をお選び頂けます。

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3. 氏名や会社名の鑑定と八方位学による印影作成

お客様の姓名の画数を八方位学を用いて、印影を作成します。作成された吉相印は、成功、才能、希望、家族、住居、畜財、社交、愛情の運気を高めることができるといわれてます。尚、八方位学とは、古来日本において印鑑を彫刻する際に画数鑑定を行う習わしであり、お客様の運勢を直接左右するものではありません。※占いではございません。

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4. 手仕上げによる彫刻

職人が一本一本を心を込めて綺麗な印面になるように店内で丁寧に手で仕上げます。この印鑑を持つ人がすばらしい人生を送っていただけるよう、願いを込めて彫刻を進めます。印面を平らにする面訂、朱打ち、地割、字入れ、荒彫り、面訂、墨打ち、仕上げ、という手順で行います。

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5. 想いを込めて押印

仕上がった印鑑を丁寧に鑑定書に押印いたします。印泥をつかったとても綺麗な印影を押印します。鑑定書、八方位書、画数表の書類をお渡しいたします。

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6. 香りの力

店内では歴史ある鎌倉の温古堂様で作られたオリジナルのお香を使っています。落ち着いた気持ちにさせ、邪気を取り払う効果もあります。

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7. オリジナルケース

工芸職人が思いをこめてつくった伝統あるケースを100種類以上ご用意しています。

「月野印」名前の由来

鎌倉はんこ本家の苗字である「月野」が由来となり、「人々を明るく優しく包む月の光のような印影をつくり続ける」という意味が込められています。また、鎌倉では、地名の「星月井」や鎌倉の枕詞の「星月夜」など、「月」に関する言葉が古くから伝えられています。月野印は月野家代々の美しい書体で、あなたをお守りする分身・身代わりの印鑑となるよう丁寧に彫刻いたします。

鎌倉はんこの方針

篆書に対する敬意

縁起物に対するこだわり

当店は、お客さまが人生における重要な決断や決意に寄り添う印鑑となるよう心を込めて丁寧に彫刻いたします。印鑑には、吉凶により運勢が変わったり幸運や開運が必ず訪れるといった保証はございません。印鑑を持つ方がスッと気持ち良く押印ができ、1つ1つの意思決定を丁寧に行うことの積み重ねが良い方向に導かれると言われてます。日本の歴史や伝統の中で、言い伝えられた縁起の良い彫刻方法で一本一本を店内で制作しております。

先人に対する敬意

日本の印章業界では、多くの職人がこれまでにたくさんの印を彫刻してきました。寺社仏閣の御朱印、僧侶の印、貴族皇族の印、政治家の印、文学芸術家の印、行政などの官印、会社や学校などの法人印、そして実印や銀行印などの個人印、日本の全国民や全団体が大切な場面で印章を用いてきました。当店は、印章の重要な役割を啓発し、日本の文化に根を下ろし、社会において重要な役割を果たしている印鑑登録制度の健全な発展に寄与することを目的としている公益社団法人全日本印章業協会に属し、その活動に原則賛同して参りたいと考えております。また、団体や協会に関係なく、これまで彫刻し続けてきた全ての職人の方々に敬意の念を持ち、印章道に日々邁進して参りたいと思います。

ご出産、ご結婚、ご成人、ご就職、ご開業、ご契約など、人生の大切な場面で決断をひと押しする印鑑。
「意思」や「責任」を確認し合う日本人にとって「信用」を示す大切な必需品であり、
西暦701年大宝律令の「天皇御璽(天皇の印章)」から脈々と受け継いできた文化でもあります。
私達は、日本人としての歴史文化アイデンティティである「印章」を大切に、後世に伝えていくこと、
そして「日本文化の美しさ尊さ」を世界の多くの方々に知って頂けるよう、日々務めて参ります。
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