
印章技能士
職人の道
はんこ職人になりたい方へ
はんこを販売する方へ
印鑑の基礎知識を身に着けたい方へ

国家検定資格 印章彫刻技能士とは
全国にわずかしかいない印鑑職人の頂き
高い技術と知識を持っていることの証明
厚生労働省という公的機関に実力を認定された資格
職歴だけでなく技能もあるという証拠
1級技能士 試験概要
7年以上の実務経験
または2級合格後2年以上の実務経験

実技試験:
柘(つげ)材による16字の役職印を彫刻する。判下揮毫を行う。
試験時間5時間30分以内
学科試験:
高度な印章知識、印章彫刻法一般、印章文字、材料、安全衛生
2級技能士 試験概要
実務経験2年以上

実技試験:
印稿制作。および柘(つげ)材による9字の社印(角印)を仕上彫刻する。
試験時間5時間以内
学科試験:
基本的な印章知識、印章彫刻法一般、印章文字、材料、安全衛生
一級技能士の資格を取得するメリット
1、お客様に与える安心感と信頼
証明をするための印章だからこそ
お客様は安心と信頼のある印鑑を求めています
一級印章彫刻技能士は、国家資格である技能検定の最上位資格になります。厚生労働大臣認定の技術者となり、取得までは7〜15年ほどの年月を要します。印章・ゴム印の広範囲の知識習得と高度な彫刻技術を会得する必要があります。一級印章彫刻技能士は完全手彫りで一通りのものを作れる高度な彫刻技術を持っていること が証明されます。

2、確かな技能と豊富な実務経験の証
国が認める技能を持つ証として
「技能士」は高く評価されています
技能検定は、働く人が仕事をする上で必要となる技能の習得レベルを国が評価して認定する国家検定制度。働く人の技能と地位の向上を目的としたもので、合格した人には、合格証書が交付され、「技能士」と名乗ることができます。検定試験には、実技と学科があり、両方に合格する必要があります。

3、職人としてモチベーションアップ
実務経験の証明になり、再就職や転職に有利
開業や独立のための大きな武器に
技能検定を受けるには実務経験が必要で、特に1級技能士の場合、7年以上の実務経験が受験資格になるため、再就職や転職などの際には、豊富な実務経験があることの証にもなります。印章店として開業や独立をするための大きな武器にもなります。

お客様からこんな質問
ありませんか?
1つでも???があれば
資格取得のメリットがあります
夫婦で一級技能士に
市内御成町の「鎌倉はんこ」の店主・月野允裕(みつひろ)さん(46)と妻の千恵子さん(41)が、国家検定資格「印章彫刻(木口彫刻作業)」の最上位となる一級技能検定に夫婦そろって合格した。夫婦で一級を保持しているのは全国でも10組以下。2人は「より学びを深め、研鑽していく」と話している。一級技能検定の受検資格は、7年以上の実務経験または二級合格後2年以上の実務経験が必須で、培われた確かな技術と知識が求められる。試験は3年に1度しか開催されず、今年1月に横浜市内の会場で行われた試験には、県内から月野さん夫婦のみが一級を受検。全国では一級・二級合わせて約110人が腕を競い合った。

秘訣は莫大な練習量
特に難易度が高いとされる実技は、試験時間5時間30分で直径18ミリの柘材の中に16文字を完全手彫りしていく。文字の太さはわずか0・2ミリほどと極細で、使用する印刀の研ぎ方にも職人の技量が凝縮される。実は、3年前にも一級に挑んでいた月野夫妻。残念ながら不合格だったが、「次は絶対に受かろう」と固く誓い、並々ならぬ努力を重ねてきた。日中の仕事に加えて、講習会への参加、早朝や深夜にも練習時間を設け、一人あたり50本もの柘材を彫り込み続けたという。月野夫妻は「一生を共にする印鑑。しっかりとした技術で作り、責任をもってお渡ししている。全国的に技能士の減少などがあるので、啓蒙活動にも力をいれたい」と話した。
技能士の資格取得をするためには
はんこ屋・職人の組合に加入したい!
お店の信用信頼を上げたい!
はんこの啓蒙、活動に取り組みたい!
(ご参考)公益社団法人
全日本印章業協会に
加入しませんか

公益社団法人全日本印章業協会とは
個人、法人の財産を守る印章の重要な役割を啓発し、日本の文化に根を下ろし、社会において重要な役割を果たしている印鑑登録制度の健全な発展に寄与することを目的としています。全国におよそ1000店舗が加入しています。

国家技能資格の印章彫刻技能士の取得
協会に加盟すると、全国の印章講習会への参加、印章競技会への参加、技能検定に関する情報取得、技能検定対策講座受講など、技術向上の多岐に渡るメリットがあります。

大競技会や技能グランプリへの参加
協会では、作品展である大競技会開催、技能グランプリへの協力等、印章文化の発展に寄与しています。出展、参加することで職人としての技術向上を図ることができます。技術の向上は、印に対する理解を更に深めることができ、お客様への信用や信頼が上がります。

お客様との接点が広がる印章祈願祭
協会では、毎年、10月1日「印章の日」を記念して9月の最終日曜日に京都下鴨神社にて印章祈願祭が開催されます。永年お使いになった、古印章(役目を終えた古い印象)を本殿にてご祈祷いたします。全国から集まった古印章は印納社にて埋納式が執り行われお社に納められます。来店されるお客様との接点が広がります。
本気で職人を目指したい!
印鑑をもっと知りたい学びたい!
一流の職人に教えてほしい!
全国各地で開催
印章講習会
*参考リンク
講習会はど んなことをするの?
講習会の1日(例)

講習会 月2回(木口・判下・ゴム印)
9時30分 準備
教室で机やライトを準備。1日の講習に備える。
10時 講習開始 課題制作
挨拶。講習開始。今月の課題についての説明を受け作業開始。先月課題の添削及び指導。
12時 昼食
1時間の昼食休憩
13時 課題制作
印稿を提出し添削及び指導を受ける。修正後、字入れ作業。彫刻。
17時 講習会終了
後片付けの後、挨拶、講習会終了。
講習会でご指導頂いた先生
東印技術講習会
-
田中義則先生
-
田淵真司先生
-
古屋誠三先生
-
持木秀彦先生
-
有賀勝彦先生
-
増澤かんな先生
-
相原和春先生
-
眞田智成先生
-
奥村幸男先生
-
佐藤武史先生
神奈川県印章研究会
-
長澤 豊先生*師匠
-
和田清博先生
-
大賀雅雄先生
-
國峯伸之先生
-
土屋武志先生
-
川上先生