「婚姻届」「出生届」「離婚届」「遺言書」「死亡届」と押印


人生の節目で使う印鑑はどのような場面があるでしょうか。たくさんの意思決定の中で、人生の最大の決断は、「婚姻届」「出生届」「離婚届」「遺言書」「死亡届」と言われています。この時の押印は、「もう決めたことだよね」「変えることはない気持ちだよね」「揺るがない意志決定だよね」といった本人確認だけではない「意思の担保」を示す行為でもあります。そしてまさしくこれこそが、世界の中でも誇れる「日本の文化歴史」でもあります。日本人は、勤勉で真面目で几帳面であり、サインだけで済ますのではなく、「調印の儀式」を大切にしてきたのだと思います。これは、日本古来からの神道や禅、武士道などの精神を引き継ぎ、日本独特の文化として根付き受け継がれてきました。デジタル化は社会を効率化させ暮らしを便利にする一方で、合理的性や利便性を追求しすぎると「美しい文化や慣習」を失わせてしまう場合もあります。「不易流行」(松尾芭蕉)の言葉のように、変えずにしっかり受け継ぎながら、その中で発展させる、そういった社会になればと思います。




印章は、国家・団体・法人・個人がお互いの「意思」や「責任」を確認し合う日本人にとって「信用」を示す大切な必需品であり、西暦701年大宝律令の「天皇御璽(天皇の印章)」から脈々と受け継いできた文化でもあります。

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